実践ローカリゼーション:ソフトウェアと文化の翻訳体験
2013.06.26
本イベントでは「Expense Recorder」というウェブ・アプリケーションを用い、ソフトウェアの翻訳を体験しました。
ソフトウェアの翻訳には小説などの翻訳とは異なる独特の難しさがあります。例えば、ソフトウェアでは動的に文言を生成して「ようこそ、◯◯さん」などのメッセージを表示します。この「◯◯」に入る文字は実際にソフトウェアを実行した後で初めて分かるのです。こういった点が独特の難しさです。
本イベントでは翻訳体験実習に加えて講義形式で、ローカリゼーションなどの基本概念や、ソフトウェア翻訳で発生する文化的な問題点なども説明しました。