2016年度の集中講義「メディア編集デザイニング」を第4クォーターに開講しました。講師陣は、東工大の野原佳代子先生、非常勤講師の川崎紀弘先生、川崎昌平先生です。

今年度のテーマは「余白を考える」。自分の学んできたことや経験から考える『余白』を見つけ、さまざまなフォーマットで表現していきました。

【履修生の感想】
・最初は話についていくのがやっとで、色々とメモをとって家に帰って調べる繰り返しで大変でした。しかし、調べるうちになんとなく自分の中での「デザイン」「メディア」「編集」といった感覚が掴めてきた気がして、後半では話題に自分の意見を少しではありますが言えるようになったと思います。会話についていけて自分の意見が述べられるようになったことで自分の到達レベルが否応なくわかり、ワークショップ形式もいいものだなと感じました。

・一つの観点（今回だと「余白」）をじっくり考えることで、いろいろなものごとに対して新しい発見ができたり、アイディアの糸口になったりすることが発見だった。余白に限らず、ほかの観点についても行ってみたいと思った。また、観点によって、ものの見方が変わってくるということを改めて実感し、理解することができた。

・論理は非常に役立つがそれでは捕らえられない何かを感性を用いて認識するという練習になった。ふわふわしたものをそのまま受け入れられたのかなと思っている。

＜日程・場所＞
2016年11月30日（水）12月7日（水）12月14日（水）12月21日（水）2017年1月11日（水）1月18日（水）いずれも13:30-16:30
東京工業大学大岡山キャンパス西1号館

＜履修学生数＞
3名

＜スタッフ＞
東京工業大学　野原 佳代子 教授
AZホールディングス　クリエイティブディレクター　川崎 紀弘 氏
フィルムアート社　川崎 昌平 氏