コンセプト・デザイニング4 東京工業大学+武蔵野美術大学合同ワークショップ
2013.08.02
今年で4回目となる武蔵野美術大学との合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング4」を行いました。
このWSでは一つのテーマから議論によってコンセプトを構築し、造形デザインを作りプレゼンをします。「うまい、へた」を問うものではなく、「アイディアが形になるまで」の、さまざまな可能性、発見、試行錯誤、見落としている大切なもの...を、武蔵野美術大学の学生とともにすくいとっていきます。
今回のテーマは「オトナとコドモをつなぐもの」。
導入ガイダンス:7月17日(水)
東工大生を対象とした武蔵野美術大学今泉洋教授と野原佳代子教授によるWS事前講義。「美大ってどんなことをやっているの?」「デザインのためのドローイングの基礎」などを教えていただきました。
WS1日目:7月29日(月)武蔵野美術大学 六本木Dラウンジにて
グループメンバー初顔合わせ。アイスブレイク後、早速話し合いが始まります。壁にふせんを貼ってアイディアを出していくグループも。
WS2日目:7月30日(火)東工大ものつくり教育研究支援センターにて
1日目の話し合いをもとにアイディアを形にしていきます。今年は、発泡スチロール、プチプチ、針金を使います。最後にはグループごとに中間発表。
WS3日目:8月1日(木)東工大ものつくり教育研究支援センターにて
制作も大詰めに。思うようにアイディアがまとまらないグループ、黙々と制作に勤しむグループ、最終日に向けて気合も入ります。
WS4日目:8月2日(金)武蔵野美術大学 六本木Dラウンジにて
最終プレゼン。4日間で練り上げたコンセプトを発表しました。「オトナとコドモをつなぐもの」というテーマから、いろいろなコンセプトが生まれました。外部ゲストからの鋭い講評もありましたが、和やかな雰囲気のなか、優秀作品決定。全員で集合写真を撮って、終了。密度の濃い4日間となりました。
受講後の感想
・エネルギーをもらえた。美大生が何かを作り上げることに対して、すごく情熱を持っていてパワフルだと感じた。
・実際に美大で行われている方法論のレクチャーを聴いて、実践する機会を得られたことが収穫であった。
・美大の人と触れ合うことで思考の枠組みや拡大や、タガの外し方みたいなのは若干見えた気がする。
<日程>
2013年
7月17日(水)13:20-14:50 事前ガイダンス
7月29日(月)~8月2日(金)13:30-16:30 ワークショップ
<場所>
武蔵野美術大学デザインラウンジ(六本木ミッドタウン内)
東京工業大学ものつくり教育研究支援センター
<参加者>
東工大生9名、武蔵野美術大学生10名
<スタッフ>
東京工業大学 野原佳代子 教授
東京工業大学 山田明 教授
その他ゲスト講師