2月25日(土)見えていながら見えないものを見る方法〜イメージ読み解き入門編
2012.02.25
私たち観客は、映像を見ながら実は、<見落とし>(=見えないもの)ています。その<見落とし>の中に非常に重要なアーティストの表現があります。
たとえば、スリラー映画では、知らずに光がだんだん暗くなっていきます。これが重要。
カメラワークによーく注意すると、わざと人を写さず風景ばかり写したり、あるいは、ある反復した運動(たとえばズームイン)を繰り返し、なにか伝えようとしています。フレーム内にフレーム外の音が入ってくると不思議な感じになります。
細部の設計へ目を凝らすことが大切。見えていながら見えないものを見る方法=鑑賞のあり方を考えます。
【日時】2月25日(土) 13:00~14:30
【場所】東京都写真美術館 2Fラウンジ
関連サイト:恵比寿映像祭