3月27日(木)子どもの目のように、アートのように ー イノベーションためのアートワークショップ
2014.02.28
もし誰かが「できない」と言うなら、それは、あなたが「やる」ということを示しているのだ。 -----ジョン・ケージ(現代音楽)
新しい大切なものをつくるイノベーション。
そのためには、「既知」ではなく、「未知」へ入るための目が必要です。その1つが子供の目です。
子どもの目とは、固定観念に染まっていない澄んだ目です。その目に近いのが、アートの感性ではないでしょうか。
しなやかな発想。虚偽を見抜く目。困難を軽々乗り越える感覚、そうしたアート感性をこのワークショプで養い、イノベーションの基礎力にします。
やりたくないことを一切する必要はありません。アートが苦手でも
問題ありません。ゲーム感覚で楽しくできます。気軽に自由な気持ちで参加してください。
日 時:3月27日(木)13:30〜17:30(13:30スタート)
場 所:東京工業大学蔵前会館 手島精一記念室L
講 師:津田広志(フィルムアート社編集長)
参加費:無料
定 員:15名(応募者多数の場合は抽選)
動きやすい軽装で参加お願いします。
筆記用具を持参ください。
申込み:参加ご希望の方は oubo☆filmart.co.jpまでご連絡ください。
3/25(火)24時締切
メール送信の際、☆を@に変えてください。
<内容>
第1部 1:30---3:15
メルツバウ------ 流動からだ感覚を養おう
椅子、枯れ木、オブジェ、草などを使って集団で、ものをつくり、また壊し、また再生していきます。その中から体感で創造性の秘密を知ります。
第2部 3:30---5:30
創造性レッスン
第1部で経験したことふりかえりながら、
イノベーションに必要な「子どもの目」=創造性を以下の
視点で話あいます。
1 ひっかかりをみつめる 微細な変化を見落とさない
2 変える コンテキストをかえる
3 見る メタファーとして見る
4 逆説にする パラドキシカルに考える
5 ポジョショニング 1本の木をどの位置から見るか
6 私の個性とは インプロヴィゼーションから発見
7 感情の奥にあるもの 感性の活用に仕方
8 考える 本当に言いたい事
9 言葉とイメージ 妄想と想像は違う
10 イノベーションのために 今日学んだこととは?
尚、当日の参加者の人数、状態によって、内容が若干変更する
場合がありますので、ご了承ください。
講師
津田広志(つだひろし)
出版社フィルムアート社編集長。映像、アートの編集を長年行なう。美術館、大学、生涯学習センターで、著名、無名問わず、数々の表現者の表現をサポートしている。著書『リ・クリエイティヴ表現術』、翻訳書に現代実験音楽家のポーリン・オリヴェロス『ソニック・メディテーション』。映像論『物語のほうへ』で第6回ダゲレオ評論賞優秀賞。
主催 東京工業大学サイエンス&アートLab Creative Flow
協力 株式会社フィルムアート社