10月6日(木) デンマーク式サイエンスカフェ 〜サイエンス×想像力=NOW 科学技術コミュニケーションの今と未来を語ろう ~開催!
2011.09.15
デンマーク式サイエンスカフェ
「サイエンス×想像力=NOW」
~科学技術コミュニケーションの今と未来を語ろう~
開催決定!
<モデレーター>
●クリスティアン・H・ニールセン
(Kristian H. Nielsen:デンマークAarhus大学科学技術社会論研究者)
<スピーカー>
●ゲルト・バリング
(Gert Balling:Denmark Ministry of Science, Technology and Innovation
デンマーク科学技術創造性省 特別アドバイザー)
●調麻佐志
(東京工業大学准教授 科学技術社会論)
●志賀隆生
(SF批評家)
今、サイエンスと私たちの関係に何かが欠けていないでしょうか。
それは「想像力」です。
私たちの生活の中にあるサイエンスが生み出したプロダクトは、今、「快適・便利だけでOK」というステージを通り越してしまいました。
原発事故などの健康や環境を悪化させるリスク、クローンなどの生命倫理、さらにパソコンのフォーマットによって人間の思考力が限定されていないかなど、サイエンスが「負の連鎖」を起こしている可能性があります。これらを「負」ではなく逆手にとって、これからの世界を面白く変えていく方法はないでしょうか。
そのためには、さまざまな想像力が必要なのです。サイエンスのあり方そのものを問い、変えていく想像力。
今回は、デンマーク式のサイエンスカフェを行ないます。
市民レベルで、サイエンスのあり方を考えるデンマーク。アートやカルチャーもどんどん取り入れ、サイエンスを私たちの生活に根づかせるパワー。ただわかりやすく伝えるだけではない、科学技術コミュニケーションの今と未来のあり方を、肌感覚で感じる、またとない機会です。
「サイエンスカフェでの議論は、科学と社会を結ぶ役割を果たしている。アートやカルチャーの領域に科学の知識をもたらし、他方、科学的な実践に社会的、文化的、美術的な問題が組み込まれる。民主的で、どんな人にもアクセス可能。そして参加費は無料」
(サイエンスカフェ宣言 デンマーク)
ふるってご参加ください。
<"デンマーク式"とは?>
・3名(各8分)のスピーカーによる情報提供。パワーポイントはなし。
画像や表などの回覧はOK
・講義の拝聴になることを避け、市民ができるだけ長く議論する
・研究者、公務員、アーティスト、政治家など、多様な人が現在のトピックを語る
●日時:2011年10月6日(木) 18:30~20:30 (開場18:00)
●場所:東京工業大学 西8号館10階大会議室
●定員:50名
●参加費:無料
●参加お申し込み ご参加の際は下記アドレスよりお申し込み下さい
creative-flow@ryu.titech.ac.jp