Creative Flowとは?
サイエンスなしに私たちは生きていくことはできない。
アートなしに私たちに感動はない。
今、サイエンスは、人や生活と密接にリンクしています。
そのリンクが切れると、私たちの生活は断片化し、たんに「便利か快適か」以上に
たいへんなリスクを負うことにもなります(薬害、原発事故、汚染など)。
科学をとりまく、いろいろなリンク。
そのリンクを思考する技法として、アートがある、と私たちは考えます。
ここでいうアートとは、絵画や音楽などの表現行為だけを意味しません。
異なる考えをもつ者が、さまざまな意見をぶつけ、クリエイティブな「知」をつくりだす技(art)そのものです。それは知識・思考だけでなく、人々の身体感覚や潜在意識も含みます。
デザイン、アーキテクチャ、ファッション、記号、
さらに科学のもつリスク、問われる倫理、新しい社会モデル、あるいは障害やアイデンティティなど、
私たちの今の世界の問題を、「サイエンスの力」と「アートの目」で、
提起し解決すること。
その集合知をつくるコミュニティが、私たちCreativeFlowです。
サイエンスは実験室から、アートはアトリエから生まれてくる時代は終わりました。
サイエンスを私たちの生活の中に、アートを使ってリセットすること、
その流れのエンジンとしてCreativeFlowは動きつづけます。
具体的には、
- 1サイエンスカフェを企画実施します。海外のカフェスタイルも取り入れていきます。
- 2科学コミュニケーションのあり方を学生、市民を交えて研究し学術的に発表していきます。
- 3他大学や美術館、国際機関などと交流して、デザインワークやハイブリッドな実験を行います。
- 4今の社会問題を考え、サイエンス&アートのフィールドワーク調査(聞き取り、マッピングなど)を行い、問題解決を提案していきます。
- 5その他「コンセプトデザイニング」「サイエンス演劇」など新しい領域に挑戦します。